SUSHIBOYS インタビュー

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最高のダチ


ーものを選ぶ基準や、ものへのこだわりについて教えてください

FARMHOUSE:身の回りに置いていて気分が上がるもの。機能性よりは見た目に走っちゃうところがありますね。ノリみたいな。聞く音楽なんかもどちらかというと内容よりもノリが強い方が好きなところがあって。

SANTENA:友達になれるかどうか。人間もそうじゃないですか。何かこいつ友達になれなそうだな、合わなそうだなって。あ、こいつだったら友達になれそう、みたいな。ものもずっと家に置いているので、それはもう友達と一緒。FARMHOUSEが言ったように、一緒にいて上がれるかとか、一緒の時間を過ごして苦じゃないとか。機能性ももちろん大事なんですけど、見た瞬間に、「あ、こいつとはやっていけそうだな」みたいな。

FARMHOUSE:彩りね、時間の彩りだ。色濃くさせていこうぜっていう。

SANTENA:やっぱりそうなんだよね。

FARMHOUSE:じゃあ、おれもお前のアイテムの一つだな。

SANTENA:本当はHATCHで紹介したいぐらいだったよね。一番に出てきたのFARMHOUSEだった。






ー昔と変わってきたことはありますか?

SANTENA:昔は値段には本当にシビアだったので、そこは少し緩くなりましたね。昔より買える幅が広がって、高価なものも知ることができるようになった。それを知った上で、トータルで見れるようになったというか。安くてもいいものもあるし、高くてもよくないものもある。値段だけじゃない。フラットに見られるようになった。より本質的に向き合うようになった気がしますね。

FARMHOUSE:確かに幅は増えましたね。気分が上がるものっていうのは、昔から変わっていないかもしれないです。でも、昔はそもそも気分を上げようと思っていなかったかも。常にエネルギーに満ち溢れていて、上がっていたし。健康を気にしはじめた時期とか、そういうことに近いかもしれないです。好きな香りのものを置いて気分を上げていこうみたいな。自分で自分の機嫌を取っていった方がいいという思考。そういう意味では変わったんだろうな。



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ー最近、何か買い物をされましたか?

FARMHOUSE:ドラム式洗濯機。これは革命でしたね。AIが搭載されていて、自分の好みの仕上がりになっていくんです。少し恐怖を感じるくらい便利になっちゃったなって。

SANTENA:でもそれと同時に大事なものも失っているよね。

FARMHOUSE:確かにそうかもね。例えば、雨が続いた時は、乾燥させるのにコインランドリーに行く時間があって。そこに行くまでの道中、車で音楽を聞いたり。乾燥を待っている間に歌詞を書くとか。そういう無理やり何かをしないと潰せない時間、生活の余白がなくなったことによって、そこから生まれる何かがなくなったかもしれませんね。

SANTENA:この眼鏡。家賃を振り込むのを忘れていて、振り込みに行った帰りにたまたま寄ったセカンドストリートで買いました。家賃を滞納していなかったら出会わなかった眼鏡ですね。


ーここ数年で一番ヒットした買い物を教えてください

FARMHOUSE:魚を突くモリですかね。そのもの自体がすごくいいとかではないのですが、楽しさを知ったというか。モリを買ったことによって、経験ができたという意味で。少し前に海の近くに引っ越したんです。それまでは埼玉だったので近くに海がないということもあり、海に憧れがあって。潜ってみたらめちゃめちゃ魚がいて。「これ、モリで獲れるんじゃね」ってモリを買いました。これが楽しくて、新しい感覚を手に入れた感じ。釣りよりもリアルだし、魚と一対一でやっている感じがよくて。好きな魚いけるじゃないですか、こいつ美味しそうみたいな。

SANTENA:MooSooのコードレス掃除機。今まではコードのある掃除機しか使ったことがなくて、掃除するのがめっちゃ嫌いだったんですよ。コードを抜き差しするというその動作が面倒だからっていうのがあったんじゃないかなと思って。その掃除機を使ったところ、掃除が大好きになっちゃいまして。コードレスだから、ソファーの下や狭い隙間でもバリバリ攻められる。おかげさまで今の部屋は本当にピカピカですね。部屋を綺麗にしていると、かっこいいものとか置きたくなるなって。モチベーションが上がるんですよね。掃除は大事ですね。






ー人生に欠かせない3つのアイテムを教えてください

SANTENA:一つ目はイヤホン。どこか出かけるときには必ず持ち歩きます。
それと、ライター。タバコを吸うので外出先でライターがないと焦りますね。
もう一つは、、冷蔵庫ですかね。食は生きてく上ですごい大事なものなので。自分の好きな食材を冷やして保存しておけるっていう、これ当たり前になっていますけど、昔だったらありえないですからね。

FARMHOUSE:まず、デロンギのコーヒーメーカー。コーヒーが大好きで、朝起きて一発目は絶対にコーヒーを飲みたいですね。もう染みついているんですよ。生活の一部。豆にすごいこだわりがあるわけではないのですが、マンデリンをよく選びます。
二つ目は、NEUMANNのTLM103というマイク。音がいい。
三つ目は、ISOVOX2という防音の機材。宅録している人におすすめ。これもマイクもラップを綺麗に吹き込むために必要なものです。


ーお二人にとっていいものとは何ですか?

FARMHOUSE:結果論としては、長く愛用したもの。どうして長く使っているかというと、、デザインと機能のバランスですかね。どちらか一方だけだと、自分の周りからいなくなっていることが多いので。その二つの性質がいい具合に自分に溶け込むような、そんなものがいいものとして残っている気がします。

SANTENA:同じですね。デザインと使いやすさと。バランスですね。






ーどうしてセレクターのオファーを受けていただけたのでしょうか?

SANTENA:それはもうHATCHさんだからです。

FARMHOUSE:めちゃくちゃ嬉しかったですよ。「え、マジ!この並びに俺らいけんの!?」みたいな(笑)。

SANTENA:HATCHに載ったらモテるんじゃね?って思って。HATCHに俺ら載ってんぞって(笑)。

FARMHOUSE:SANTENA、今日のために髪きってきましたからね。この前のライブのときはきっていなかったのに、、HATCHってなったらいきなり。。
HATCHは感度高い人たちが見ているから、マジでかましているんですよ。

SANTENA:今日、実はかましています。






ー人によるキュレーションというコンセプトについて、どう思われますか?

FARMHOUSE:すごく面白いですね。自分も人からの紹介で買うことも多いですし。この人が愛用しているとか、全く同じ商品だったとしても、ストーリーができるというか。付加価値の付け方が新しいなって。同じものなのに、角度を変えたら違うものになっている。

SANTENA:自分の好きなアーティストだったりが使っているものってやっぱり気になるし。面白いですね。


ーHATCHでのアイテムセレクトのコンセプトを教えてください

FARMHOUSE:さっきSANTENAが言ったように、友達みたいな感じですかね。

SANTENA:そうそう、最高のダチ。ダチを紹介している感じですね。

FARMHOUSE:そうだね、俺らのダチだね。






ーHATCHのお客様へ一言

SANTENA:みなさんこんにちは、SUSHIBOYSです。

FARMHOUSE:え、動画始まってないよ(笑)。なに急に動画モードみたいになって。

SANTENA:この最高のダチたちと、一緒に遊んであげてください。

FARMHOUSE:買い物をして経済を回そう!



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