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  • 小林布結里【インタビュー記事】

小林布結里がセレクトする「二度、感動できるもの」

20歳くらいからずっとアパレルで、古着屋にいた時に長尾さん(長尾悠美氏:セレクトブティック「Sister」ディレクター)に出会ったのがきっかけで、2008年に二人でSisterを立ち上げました。SisterでマネジメントとPRとして洋服と向き合っていく中で、よりコアに、よりパーソナルに向き合ってそのブランドを紹介していくには、お店の一員というより、個人として紹介していく方が伝わることもあるかもしれない、そういうやり方をしている人間もいてもいいのではと思い、Sisterを退職。現在はフリーランスPRとして活動しています。
自分が共感できるブランドを共感してくださる方にコアに紹介していきたい。ブランドとお客様の間にいる存在になりたいなと思っています。
HATCHでは、私が出会って感動したもの、そしてその作り手を見てその人の想いにも感動したものをセレクトしていきます。


 

ものと作り手の人間性が一貫しているもの

当初Sisterは古着屋だったのですが、セレクトになりブランドをどう見せていくかを考えた時に、スタッフが前に出て、そこに洋服がある、という見せ方をしていきました。スタッフが洋服とは関係ない、この本がよかった、この映画がよかった、自分はこういう人間ですよって自己紹介をしてから、私はこのブランドが好きですって。表情なくフラットに並べるのではなく、表情があってブランドがあるという見せ方をしたことは私の中では大きかったですね。
ものへのこだわりと、それを作っている人の人間性が一貫しているものがすごく好きで、ものの良し悪しを判断するのもそれが基準。表面的なものではなく、気になるパーツがあれば、どんどん奥行きを見ていく。
今お手伝いさせていただいているbodcoとMA déshabilléもそのものと作り手の人間性が一貫しているブランドです。どんどん奥行きが出て、常に追求している。そんなブランドを見ていきたい。

 

ものの価値は、今の自分の物差し

友人が持っていていいなと思ったものを買うことが多いですね。やっぱり最初に人から入る。好きな人、共感できる人がいて、その人が持っていたり、その人にすすめられるものが気になります。
昔は表面的に、パッと見て可愛いと思ったのがよく見えたのですが、今はいいなと思ったものは、深く調べていきます。Sisterで古着を始めた時に、古着の時代の奥行きを調べるようになってから、ブランドをどう見せるかということを考えるようになったので、常にそういう目線でいたいなって思います。
ものの価値は、今の自分の物差し。その物差しがどのメモリまであるのかで価値ってすごく変わるんだと思います。自分の経験値と比例していて、自分が未熟だとものの価値も軽く感じて、簡単に捨ててしまったり。色々学んで経験すると、これってこんだけすごいんだなって感動する。経験値ですね。

 

二度、感動できるもの

人も、ものも、全てにおいて大切に丁寧にスポットを当てて紹介しているHATCHには共鳴するところが沢山あります。私自身もまず人から入ってものを好きになっていくので、すごく似ているなって。
今回セレクトしたものはどれも、作っているものと作り手が一貫しているものです。実際に自分で使って、本当にいいなと思って、そして作り手を見て、その人が作っているからいいんだなって、二重に見ていいなと思ったのだけをセレクトしました。
私のセレクトした商品を買ってくださるお客様も私も、HATCHは一緒に発見できる場所だと思います。どこかで実際に買ってくださったお客様と出会って、そのものの良さを共有できたら素敵ですね。あれ買ったけどすごくよかったよって。



 

Rambling

Sisterオープニングからマネージメント/プレスとしてを活動し現在フリーランスPRとして活動している小林布結里によるその時々に思う事象に沿って不定期に展開していくプロジェクト。

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