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  • ミロコマチコ【インタビュー記事】

画家・絵本作家 ミロコマチコがデザインした、
子供にもってほしい絵本バックと絵本

私は絵本らしい絵本、例えば ”くまさんが出てきてこんにちは”というような絵本はあまり読みません。
子供には何だか良く分からないかもしれない。それくらいの絵本が好きです。
それが子供の想像力の可能性を広げられる気がするからです。
だから、私の描く絵本・読む絵本は、少し大人びて見えるかもしれません。
私の絵本を通して、皆さんの大切なお子さん、お孫さんに新しい可能性の輪を広げられるきっかけになれば嬉しく思います。
また今回は、絵本を子供たちが思わず持ち運びたくなるような、HATCHオリジナルの絵本トートバックをつくりました。
HATCHを通して、少しでも多くの子供たちが本に興味を持ち、そして、その時に本を入れられるバックに想像を詰め込んでもらえればと思います。


 

素直に、自然に命が繋がっている

今まで子供にどのような絵本を買っていましたか?
小さい時に読んでいた本が最初にくるでしょうか。
親子二代で同じ本を読む。それはとても良いと思います。
私の描く絵本は、そのような類とは異なるかもしれません。
今回セレクトした絵本『てつぞうはね』は、私が実際に飼っていた猫・てつぞうとのお話です。
私は、絵本の中に個人的なことを描くのはあまり好きではなく、これまで自分の憧れるような世界を描いてきました。
ブログでてつぞうの亡くなった話をしているとき、みんな自分なりに別れを受け入れてきたことを知りました。
数年後に絵本にするのではなく、鮮明な悲しい辛い気持ちで作ることにより、どんな作品になるのか。
思い出すと悲しいことだけれど、私なりに今はこう過ごしていますと。
素直に、自然に命が繋がっている。これが伝えたかったことです。

 

子供たちがいつも持ち歩きたくなる絵本バッグ

今回お送りするバッグは、私がデザインしたHATCHオリジナルの絵本トートバッグです。
デザインは、HATCHの黄色×黒色のイメージがかわいいので、その色合いに。
サイズは、子供が使いやすいサイズ。肩にかけてもいいし、手で持っても地面につかないように。
生地は、優しい柔らかいものを。
図書券やペンなどをいれられるように、ポケットつき。
子供たちにいつも持ち歩いて欲しいという想いからつくりました。
もちろん、大人が持ってもとてもかわいいデザインです。

 

想像力をかきたてる絵本と、それを詰め込むバック

今回の絵本は、子供によっては何回も読むかもしれません。また、別の子供は読まないかもしれません。
それはそれでいいと思っています。本はその時の気分、精神状態、体調によっても受け止め方が変わります。
読みたい時に読みたいだけ、開きたい時に開きたいだけ子供に触れさせてあげてください。
本への関わり方は、それぞれ違います。どれも正解はありません。その個性一つ一つが面白い。
今までとは違う絵本とのかかわり方を発見して、いつも手放したくない本を絵本バックに入れて持ち歩く。
子供の想像力をいっぱいに詰め込んで、いつも持ち歩かせてあげてください。



 

ミロコマチコ

画家・絵本作家。1981年、大阪府生まれ。2004年から画家として活動を開始。個展やグループ展など、作品展示を全国各地で精力的に行い、伸びやかな作風で、動物や植物を生き生きと描き、注目を集める。おもに子どもを対象としたワークショップにも力を注いでいる。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で、絵本デビュー。同作で2013年、第18回日本絵本賞大賞を受賞。画文集に『ホロホロチョウのよる』(港の人)、装画と挿絵の仕事に『サバンナの動物親子に学ぶ』(羽仁進 著/講談社)、『きみの町で』(重松清 著/朝日出版社)などがある。

http://www.mirocomachiko.com/
 
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